WORKS −業務実績:ホテル・公共施設・住宅系

 

  SB邸

DATA
所在地:沖縄県国頭郡本部町
主要用途:住宅
家族構成:夫婦+子供3人
構造・工法:木造軸組工法
敷地面積:958.23m2/290坪
延床面積:94.87m2/28.74坪
設計期間:2006年12月-2007年05月
設計管理期間:2007年07月-2007年11月
設計担当:(有)スタプランニング&一級建築士事務所 スパイス

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CONCEPT
 2006年に当社が建築した豊見城の木造赤瓦住宅を見てくださったことがきっかけとなって、担当させていただいた本部の木造赤瓦住宅です。

 土木関係の仕事をされているご主人は「昔ながらの沖縄の木造赤瓦の家を建てたい」という並々ならぬ熱意の持ち主で、初回の打ち合わせから、すでにご自分で作成された具体的な平面図・立面図を準備されていました。
 そのため、構造面・意匠面(デザイン・バランス等)、使い勝手などの点から、プランの修正を加えながらも、できる限り施主の描かれた基本プランを生かす方向で進めていきました。

 その結果出来上がったのが、本部の自然にうまく溶け込んだシンプルな木造赤瓦住宅です。 
  中でも好評だったのは浴室。「敷地から出る石(本部石灰岩)を利用し、家族で入れるくらいの広さで」という要望に応え、本部石灰岩貼りにして、広々とした温泉風に仕上りました。敷地内で出てきた石灰岩を再利用したことで、コストの削減に繋がったことも見逃せません。

 こだわりのあるご主人とそのご家族の手によって、さらなる今後の変化がとても楽しみな住宅です。
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